うるま日和

先週の１２日～１４日まで東京に行きました。



ジャパンテックスという大きなインテリアのイベントがあって、
その見学と、次の物件の家具の下見に。



ステキＩＣ仲間の牧子さんとワクワクドキドキでレッツラゴー！
途中で雅子さんと合流して、ものすごく楽しかったー♪


まぁ、情報発信地東京というだけあって、
ここでは書ききれないくらいに仕入れがたくさんありました。
雑な報告でホント申し訳ない。



でもね、でもよ？
ワタクシ、ものすごーーーーーく恐ろしい体験をしたのです。



日本のデベソ（エ？出？）そうＴＯＫＩＯで！！



これはね～、細かく話すと３年ぐらいかかりそうだから、
なるべく短く書くようにするけど、どんだけ恐ろしかったか。



そう、あれは最後の日、１４日。


その日は、東京通の牧子さんは仕事で別行動。
雅子さんは帰りの便が早いってことで、お昼だけ一緒にしました。


私は最終の便だったので、パークタワーに見学へ。


そこから悲劇（喜劇？）のはじまり。


新宿駅からパークタワー行きのバスが出てるということで、
散々迷った挙句、乗ったバスが「ヒルトンホテル直行便」
全くをもってヒルトンホテルへは用は無いのに、乗ってしまい、
結局そこからパークタワーへトボトボと歩くハメに。
（旅行かばんをガラガラ引きずりながら･･･）


パークタワーでは、すごくいい出会いがあり、
いい時間を過ごすことができたのだけど、
（それも雑な報告･･･何を報告したいのか）
帰りの便が段々心配になってきて、時計を見たら６時でした。


最終便は羽田から８時発なので、
そろそろ新宿駅に戻って、羽田に向かわないとヤバイ。


ちょうどパークタワーからリムジンバスが出ていたので
それに乗り込み、新宿駅に到着。


ここからが悪夢の始まりだった･･･。


新宿駅って、太平洋ぐらい広くって（ほんとか！）
改札口がどこにあるのか、どこで切符を買うのか、
地下鉄で行くんだか、ＪＲなんだか、バスなんだかよーわからん。
とりあえず、案内所を探そうと思って歩いていくと、


「６時で終了です」


の張り紙。そんな～･･･。誰に聞けってかー。
近くの店に聞いても、
「バス会社は？」とか「バス停があるビルの名前は？」とか
「わからんから聞いてるんだろ！！」と逆ギレしそうになる。


なんでもいいから（タクシー以外で）
とにかく私は羽田に行きたいのよ～････と泣きそうになったところに、
バス停発見！！（既に６時４０分）


ダッシュでバス停まで行って、
「待って～～！！！」とバスを止めたら
『回送バス』だった････。


そう、最終のバスは出た後。
ここのおじさんに聞くと「４番に行って」と言われ、

「４番･･･４番･･･」とブツブツいいながら
駅に下りていくと、４番がない。
よく考えると「４番」の意味がわからん。
「４番ってナニだ！！！」と叫ぶのも空しく全身汗だく。

いや、汗とか脇とか化粧とかどーでもいい。
私は羽田に行きたいのだー！！！


と新宿の中心で愛どころか哀を叫んでしまう私･･･。


やっとの思いで見つけた改札口。
中のおばちゃんに「とにかく羽田に行きたいんです･･･」と
力なくいうと、おばちゃんはタダ事ではないと察知したのか、
親切に教えてくれた。


「大門という駅に行って、モノレールに乗りかえなさい。」



ダイモン、ダイモン･･･って、昨日泊まったとこジャン！！
よっしゃ、待ってろ羽田とブツブツ言いながら、電車に飛び乗りました。


しかーし。ここで既に時計は７時半。
私、８時の飛行機。ダイジョブデスカー？


やっとのことで大門駅に到着。
そっからなぜか急行に飛び乗ってしまった私。


「急行っていう割りに、なぜあちこちで止まるのか？」と
不安がピークに達した時、時計は既に７時４５分。
品川を通過したとき、車掌さんが

「この電車は羽田行き特急です。
到着時間は８時１分となっております」



「飛行機出てるやん！！！！」


どこの駅か分からん駅で飛び降り、
大急ぎでタクシーを拾い、
タクシーのおじさんに、半泣き状態で


「羽田に行って！８時の飛行機に乗らんと～！！（号泣）」


タクシーの時計は７時４７分。
おじさんは、何度も「エー？！？！？」と言いながら
「お嬢さん、とにかく空港に電話しなさい、高速で行くから！」といい、
私は震える手で空港に電話をしました。


そしたらなんと、電話が繋がらない。


タクシーのおじさんに「繋がらない～（さらに号泣）」って言うと
「落ち着いて、大丈夫だから、とにかく慌てないで電話して」
やっとかっとで空港につながり、


「今向かってるんですけど、飛行機止めてください」


と、どこぞの芸能人でも無理であろう意味不明のお願いをしてみたら、
「とにかく飛行場へ来てください」と言われ、
なんとか着いたのが８時５分前。


ＡＮＡカウンターへイノシシのように猛ダッシュ。
受付のお姉さんへ予約番号をとりつかれたように唐突に

「今日の沖縄最終便、２４８６８５１５９です」


というと、機転のきくお姉さんはすばやく
「お客様、走りますよ！」と２人で猛ダッシュ。


検査のとこで、並んでいるお客さんをぶっちぎり、
検査のゲートをくぐると、そこでまたピンポンピンポン鳴ってしまう。


検査官が「お客様、ペットボトルはお持ちではないですか？」というと
全く覚えてなかったので、「無いです！！」とキレまくり、
ベルトもブーツも脱いで、ホラ！と見せ、
カバンもひっくり返したら、出てきたわけよ･･･「壮健美茶」くっそー。


遠くでＡＮＡのお姉さんが「早くしろ」という視線を送り、
やっとの思いで検査をパスし、
飛行機へ猪突猛進････。


飛行機の入り口では美しいスッチーが
「大丈夫ですよ」と優しく微笑む姿が、天使に見えた･･･。


席に着いたとき、時計を見たらなんと８時５分･･･。
通常なら扉は閉まっている時間。


芸能人でも止められない飛行機の出発時間を遅らせた奇跡の女。


この奇跡的な出来事が、あまりに恐ろしくて、
席に着いたとたん、安心してまたまた号泣。


優しいスッチー'Sが何度も「大丈夫ですか？」と
お水やジュースを持ってきてくれて癒されました。


新宿から遭難していたときからずっと口にしていた言葉


「間に合いました、感謝します」


沖縄にいるときからずっと口にしてたけど、
これほど効果があるとは･･･！！


みなさんもお試しアレ。
ってか、そんな恐ろしい体験は二度としません、ごめんなさい。


最後に、飛行機に乗ってふと思い出したんだけど、
ホテルにカーディガン忘れた･･･。


ワシって一体･･･。


ちなみに、この話を迎えに来てくれたダンナに話したら、
笑いもせず一言。


「アンタの話、つかれる」って。


はっさ、体験したほうは１億倍疲れたっつうの！！！ガオガオ！！！



ということで、見事にお土産ゼロです。
期待していたみなさま、すんません。
土産話ならたくさんあるけど、ＣＤ･･･いる？いらんか。



は～･･･人の助けって素晴らしいですね。（水野晴夫風）
助けてくれた方達の顔を微塵も覚えてないけど、
心から感謝します。ほんとに一人ひとりにありがとうって言いたいです。


ちなみに、１２月にもまた東京に行くけど、
次回は絶対気をつけようと、
心に深く深～～～～く刻んだのでした。


あ～～～～～･････怖かった。